安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

ザクザクザクザク

今日も寒いけど、3日前から昨日まで、朝はマイナスで、もっと寒かったです。


一昨日は川が凍っていたし



草の所を歩くと、ザクザク、ザクザクと懐かしい音がしました。
霜柱の音です。
何故懐かしいかと言うと、麦踏みの音だから。


小学校の低学年の頃まで、一村一カ寺の田舎のお寺に住んでいました。大人になってからの父の昔話でわかることですが、現金収入がなく、お寺の裏の空いている所にお茶や小麦を作っていたのでした。水田の作りにくい土地で、小麦を作る農家も多く、小麦を持って行くとうどんにしてくれる所があったから、よくうどんを食べた思い出があります。


だから麦踏みをしました。


寒いからムクドリもフクラムクドリになったいました。



アキニレはすっかり葉っぱが落ちているのに、全体にタネがしがみついています。
こうすることのメリットが何かあるんでしょうかね?




冷たい!寒い! と言いながら、避難している能登の人たちのことを思います。さぞ寒いだろうなあと。


私が疑問なのは、まだ床にダンボールを敷いているだけの所もけっこうあるということです。今は防災備品として各自治体で「ダンボールベット」を多少はストックしているだろうから、それを各地から届ければすぐにでもみなさんダンボールベッドで寝ることができるんだろうに、なぜいつまでもそれができないんだろうかということです。
どうしてなんだろう?

今頃ナヨクサフジが咲いてるなんて!

瀬戸内海?
ではありません。
今朝の、夜明け前の東の空です。
冷たい風が吹いていました。



tennki.jpで摂津市の天気を見ると、-1 と出ています。「寒そ」と思いましたが
いつも通り出かけました。


真冬だというのに、何とナヨクサフジが咲いているのです。
昨日気が付きました。貨物道路の下です。
もっと前から咲いていたんでしょうが、河川敷の外側で気が付いていませんでした。
全くの季節外れ。どうしちゃたんでしょうね。



季節の花も咲き出しています。
去年も紹介した、川から家に帰る道沿いの、小梅の木です。毎年、一番先に見る梅の花です。



あずまやの横の植え込みから背を伸ばし、首を伸ばして咲いている水仙。



すぐ横の土手に植えられている方はまだまだ咲きそうにないのに。



合流点にオナガガモがいました。
長い尾がピンとして、かっこいいです。



釣りおじさんは今日はお休みみたいでした。
昨日は私たちは寝坊したので、10時頃行ったのですが、おじさんは釣っていて、釣果を聞くと、今年になって良く釣れていて、8枚は釣った そうです。
丁度釣ってあったのを見せてくれました。
「おっきいねえ」 40㎝位ありました。 おなかパンパン。
大体そのくらいの大きさが釣れるんだそうです。
「水みらいセンター」からちょっと温かい水が放流されているので、この辺は水が温かいから、冬はよく魚が集まってきているのだとのことです。
淀川は冷たくて冬は釣れないんだって。
おじさんはここが気に入っているようです。

寒い朝

今朝は冷えました。快晴。
朝日が当たってピン色の煙。



ギシギシの葉っぱに霜。


大正川のいつもバンがいるところに、オオバンが来ていて、バンとオオバンが一緒にいる所を初めて見ました。



今年は渡り鳥が少ないです。
ヒドリガモもオオバンも少ないです。去年はオオバンがとても多かったのに。
カワウの集団も今年は来ません。多い時は200羽位の大集団が来ていたのに。
どこへ行ってるんだろう。


コガモはいつもより多いきがします。
ピヨピヨかピリピリか高い声で鳴くのがよく聞こえます。
この間はオス2羽とメス1羽が一緒にいて、オスがオスを追いかけてグルグル回っていました。何してるのかな? 争奪戦?



私の体操場の横で毎日ヘラブナ釣りをしているおじさん。今日もいました。
7時前から来て午後3時から4時頃までいるそうです。全然釣れない時が圧倒的らしいのですが。年金暮らしでお金ないから遠出はできないし、ということだけど、声をかけてくれる人もちょこちょこいるから退屈しないそうです。それにしたって、何時間も・・・もう感心するしかありません。たま~に釣れるからそれを待っているのが楽しいんでしょうね。今までの最高は40㎝くらいだとのことです。