安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

「もう帰らない?」オオバン

今日は朝の内はまだ雨が降っていなくて、いつものように放水口まで歩いてきました。


放水口に3羽だけオオバンがいました。
「もう帰らんとこ」
「遠くまで行くの、しんどいわ」
って言ってるかどうか・・・?



と、ここまで書いて、どこに帰るのかなと思って「オオバン」で検索してみたら「tenki.jp」の所に「漫画家、ライター ホシナ コウヤ」という方の記事があって、こんなことが書いてありました。「へー、そうなん」と思ったので、かいつまんで紹介すると


かつては東北・北海道では夏鳥、関東から西では冬鳥だった。
現在でも冬になると暖地の個体が増え、夏には冷涼地の数が増える傾向だが、かつてより留鳥化の傾向が高くなっている。


(そうかあ。この3羽はホンマにもう安威川に居つくんかもねえ)


2015年には6万羽ものオオバンが琵琶湖で確認された。これは野鳥の数としては大変な数。
大陸からまず琵琶湖に集結、やがて全国に散らばって、今年琵琶湖は1万8千羽あまりだった。


(そうか~。それでやね、今年はほんまにオオバン多かったもの。安威川はオオバンだらけだった。去年の数とは比較にならない多さだった。)


そのほかオオバンは大食漢だとか、オオバンは夫婦で抱卵、子育てするけど、大雑把な子育てだとか、いろいろ面白いことが書いてありました。
4月の初めころから9月まで、水辺の草陰の水面に丸い浮き巣を作って10個前後の卵を次々産むそうです。


そんなんが観察出来たらいいなあ




<カラスのこと>
今日は電線にも巣にもカラスの姿は確認できませんでした。
もし卵産んでたんだったら、そろそろ孵る頃じゃないかなあ? 20日って書いてあったから。