安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

早春に咲き出す花たち

昨日は「なあんにも書くことない」と書きましたが、今朝はかわいい花に会うことができました。


いつもゴミが多い貨物道路の下で、ゴミを拾おうとして屈みこんだら赤紫色が目に入りました。「ん?」と思ってよく見るとホトケノザが地面近くに咲いていたのです。


1つだけでなくて、そのまわりに10株位咲いていました。まだまだ背は低く痩せていますし花も少ししか咲いていません。



このホトケノザは春の七草のホトケノザとは違います。ほんとはこんなに寒い時ではなくて、もう少し暖かくなってから咲く花ですが、ちょっと急いで咲いちゃった?おませな花というところでしょうか。


次のゴミを拾おうとしたら、そこには白い小さな小さな花が。
うっかり見過ごしそうです。
またもや「ん?」「なずな?」 そうだと思いますが
茎が赤いです。普通は緑だけど、まだ出てきたばかりだし寒いから赤いのかなあ。


   


花h開いていません。何本か咲いていましたが、みな開いていませんでした。朝だからかもしれません。棒がいくつか出ていますが、これは何なのか・・・わかりません。花の真ん中にも同じようなのがあるということは雌しべ? ちょっとわかりません。



まわりをみるとクローバーの葉っぱが出ています。アカツメクサかもしれません。この辺りたくさん咲いていましたから。
今朝も良く冷えたから、霜をかぶっています。



ホトケノザもナズナも寒さに震えながら健気に咲いている感、いっぱいです。


ナズナの漢字は「薺」で書けないような難しい字です。
弥生時代に中国から入って来たそうですから、大昔の帰化植物ということですね。こちらは春の七草ですから、昔から食用になっていたんですね。冬もロゼッタ状で葉っぱが残るので冬の貴重な野菜だったと書いてありました。


平和公園の下の川の中州で、アオサギが2羽寒そうにしていました。20m位離れて。