安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

センナリホウズキとイヌホウズキ

秋の雰囲気のする今朝の風景。



ホシアサガオは今が盛りです。
川に沿って、ずっと咲いています。



こちらも今が盛り。
センナリホウズキ(千成酸漿
安威川にはなくて、大正川の河川敷にはたくさん生えています。
ここは群生していました。




実は赤とか黄色にはならず、熟しても緑のままです。


子どもの頃からよく見た植物です。
ヒロハフウリンホウズキともいうそうです。



こんなホウズキも今咲いています。実もついています。


イヌホウズキ(犬酸漿)
これは史前帰化、稲作が入って来たころに入って来た植物ということで、弥生時代とかから日本にある植物なんですね。
センナリホウズキは江戸時代だということです。



名の由来は
ウイキペディアには
「バカナスとも呼ばれ、ホウズキやナスに似てるが役に立たないことから付けられた」とあります。
でも『e-yakusou.com』には 否ホウズキという、ホウズキに似ているがホウズキではないという意味から転嫁したとあります。こっちの方がいいですね。


例によってアルカロイドがあって、薬用(解熱や利尿)になると書いてありますが、こんなのも出ていました。


「疲労回復の竜葵(りゅうき)酒として、乾燥した全草100g、砂糖100g、ホワオトリカー35度1.8l、約3か月漬け込み、布で濾して、就寝前に1回20~40cc飲用」


いろいろ役に立つじゃないですかねえ。


でも全身毒というものを飲むのは勇気がいるなあ。毒は消されるんだろうけど。
何でもためしてみたい私だけど、これはやめときます( •̀ ω •́ )✧


前に書いたヘビイチゴの焼酎漬の虫刺されのチンキ。これは効き目ありました。この夏は蚊に刺された時はこれだけでムヒやキンカンは買わずに済ませました。