安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

チョウゲンボウの子どもが・・・えらいこっちゃ

やっぱり異変が起きているんではないでしょうか?


一昨日ヒドリガモの夫婦を見た安威川の中州にキンクロハジロがいたんです。オスが2羽。私が見た時は中州に上がっていたのですが、すぐに泳ぎ出しました。
この季節にキンクロハジロを見るのは勿論初めてです。
どうなっているんでしょう?






次はチョウゲンボウのことです。


早く起きた夫は30分前に出ていて、私は行きがけは1人で歩いて行くと、騒がしく鳴いていたので、しばらく様子を見ていました。声はするけど巣に鳥は2羽見えたり見えなかったり・・・
そのまま歩き出して、合流点で体操、安威川を歩いてしばらくしてキンクロをみつけたのです。
写真を撮っていると夫が戻って来たので、そのまま一緒に帰ってきました。


すると、チョウゲンボウの所でいつも出会うタカおじさんが向こうから「チョウゲンボウが」と言っています。
そのおじさんが見たのは、巣から子どもが飛んで、土手に立っている橋桁の上に止まろうとして止まれず、ズルズルと下に落ちたのだということでした。見ると土手に子どもが止まっています。
 全然動きません。少し片方の羽を広げたりすることはありますが。
「まだ自力ではあそこには上がられへんやろなあ」




巣があるのはこの写真の左端位(写らない角度)、子どもチョウゲンボウがいるのは黄色い丸の所です。



近い所で、かわいい写真が撮れました。いつもの影絵みたいなのでなくて ლ(╹◡╹ლ)



親と兄弟が心配そうに見て、声を出して「ガンバレ!」って言っています。



どうしたらいいのか? と思って(何もできないけど)「日本野鳥の会 大阪」の問い合わせフォームの所に「どうしたらいいですか」書き込んで送りました。
夫は、こういうことも自然界ではよくあるんだと思うから、なるようになると言っています。親が餌を運ぶんじゃないか、猫はこの辺では見ないけど、カラスはいっぱいいるからやられるかも、などと言っています。
後で見に行こうと言っています。



そうやって巣の下でウロウロしていると、一緒に見ていたタカおじさんが川にカモがいるよと言います。


あの後見ていなかった、7羽の子ガモとお母さんです。
まだ安威川にはいっていなかったようです。まだ小さいから隠れるところがたくさんある大正川の方が安全だから、この辺りを行ったり来たりしているんですね。子どもたちが餌を探して食べるのを親が見守っている図、というところでしょう。チョウゲンボウには襲われないんでしょうか?



今日はいろいろあった朝ウオークでした。