マルバツユクサ・タカサブロウ
昨夜は「中秋の名月」でしたけど曇っていました。雲間から顔をのぞかせないかと何回も外に出てさがしてみましたが、みることはできませんでした。残念。
今日は目につくことがいくつもあった朝でした。
でも今日は2つだけ書きます。
ひとつめ
マルバツユクサ(丸葉露草)
3年前に水みらいセンターの土手で見たのが初見です。
普通のツユクサより色が薄いし、花も小さいから何かな?と思ったで調べたらマルバツユクサでした。今年は土手にはなくて、その下の河川敷に咲いていました。
こちらが近くに咲いていたツユクサ。花弁の色が違います。葉っぱも長細いです。
花の構造は大体似ていて、花弁は3枚、青いのが2枚と下向きの白いの。雄しべは6本だけど4本は黄色い花のように変化していて、長く伸びている3本のうち2本が花粉を出す雄しべで1本は雌しべ。
マルバツユクサは外来種で、地下にも閉鎖花を付けて自家受粉しタネをつけるという珍しい植物で、良く増えるということです。まだ特定外来生物に指定されてはいないようですが、畑に入ると駆除が大変らしいです。
ふたつめ
アメリカタカサブロウ
これも外来種で、在来種にタカザブロウがあります。高三郎って何か曰くがありそうな名前ですが、名前の由来はわからないようです。
この間からどっちなんだろう? と気になっていて、今日アメリカタカサブロウだと断定しました。
花も違いはなくて、タカサブロウの方が少し大きい、葉っぱもタカサブロウの方が広いというのですが、比べられないのでこれではよくわからない。花柄の下の茎が太くなっている・・・これはあてはまります。全く違うのは種で、タカサブロウには翼がある。きょう採取した種は下の写真で、楔形で翼はない。
以上によりアメリカタカサブロウと決めました ψ(`∇´)ψ
あとひとつおまけのこと
帰りがけ、大正川で細い竿でじっと釣り糸を垂れている青年がいました。
行き過ぎてから夫に「何釣ってるんやろね」と言うと「小さい浮き付けてたな。テナガエビかな?」「聞いたらよかった。」
私たちが道草してると追い越して行って、また釣り始めました。
我慢できずに聞きました。
「何狙ってはるんですか?」
「タナゴです。カネヒラ狙っています。ブルーギルがいっぱいなんですけど、ほらあそこ、水草の向こうにいます。」でも私は水の中の魚なんてよく見えません。
「お父さん、タナゴだって」
夫が言われた方に目を凝らします。「ああ、わかりました。ブルーギルが食うでしょう。」
「そうなんですよ。ブルーギルはかかったらそこに干しときます。」
私「退治しなきゃいけないですもんね。」
「そうなんですよ。」
「タナゴは?(私、連れて帰るのかと思って)」
「タナゴは写真撮ったら離しますから。」
「そうなんですね。」
だそうです。お礼を言って「お邪魔しました。」とその場を離れました。
大正川にもまだタナゴがいるんだなあと嬉しい気持ちでした。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。