安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

ヘビイチゴ・クワ・ノビル

雨で歩きには行かなかったので、これまでの中から取り上げてないのを。


最初はヘビイチゴ(蛇苺)です。
一面に生えるオヘビイチゴのなかに、大正川の一ヵ所だけにヘビイチゴがあるのを去年見つけたていたので、今年も探していました、オヘビイチゴは5枚葉でヘビイチゴは3枚葉、とか花の付き方も違うのですが、花は同じようなので実が付かないと見つけるのはやっぱり難しかったです。


子どもの頃、ヘビイチゴの実は毒だと教えられていましたが、毒ではないということなので去年見つけた時にまず夫が食べました。
「おいしくない」
私も食べましたが、味はなかったです。
懲りずに今年も食べました。
夫「ちょっと甘い・・・かな?」
やっぱりおいしくないです。ぼそぼそしています。
おいしそうにみえるんですけどね。





次はクワ(桑)
安威川に1本大きな桑の木があります。子どもの頃住んでいたところがお蚕さんをやる地域で桑畑があったので、桑の実を食べた記憶があります。それで、熟れたら食べようと思っていると、あっという間に鳥が食べてしまいます。
今はまだこんな感じ。もっと黒くならないと・・・。



桑の実が出てくる歌というと「赤とんぼ」ですよね。
♪ やアまアのはたけエのクワのーみーをー こかごオにつんだアはアまぼろオしイかー ♪



もうひとつ食べるもの


半月くらい前からノビルに坊主がついてきていました。ネギ坊主と似ています。




でもネギ坊主とは少し違うのです。


熟れて来るとこうなります。



それからこうなります。
これはムカゴ(珠芽)ですって。今までもこれはみていましたが、ムカゴって知りませんでした。ヤマイモにつくムカゴは知ってましたけど。
芽が伸びてきています。
花が咲きますけど、まだ今年は見ていません。