安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

準絶滅危惧種アサザ

大正川の川の中に黄色い花が咲いています。
今までに見たことないと思います。
スイレンのような丸い葉っぱが浮いています。
何だろう?



調べました。
アサザ(浅沙・阿佐佐)でした。
環境省のレッドリストで準絶滅危惧種になっているということです。


へえー。大正川にもこんなんがいたのね、っていう感動です。
水槽とかビオトープとかで栽培するようだから、どこかの池から流れてきたのかもしれないです。
ハナジュンサイと呼ばれて、ジュンサイのように若い芽をたべるそうです。
1日花で午後には萎れるようです。


少し採って来て、メダカの水槽に入れようかと夫が言っているけど、地下茎から柄を出して水面に浮かんでいるというから、簡単には採れないと思うな。



話変わってうちの庭のブラックベリー。
毎日このくらい収穫して、洗って冷凍。1キロになったところでジャムにしました。


  


収穫する時、なあんかカメムシの臭いがするのだけど、姿が見えない。
葉っぱはカナブンだかコガネムシだか(一緒かと思っていましたが違うんだそうです)食べて食べてスダレ状になってしまっているんですが、実は食べないので(実が熟す前に葉だけ食べるのです)何匹もいましたが、ほっていました。今はもういません。


ところがカメムシは実を、しかも熟したのを選んで食べるのですね。今日食べている所を見つけました。




岐阜聖徳学園大学のサイトのカメムシ図鑑で調べると、シラホシカメムシだとわかりました。シラホシカメムシにも種類がありますが、尖ったものがついているので、多分トゲシラホシカメムシではないかと思います。大きさは5~6mmというところでしょうか。


こっちは実を食べてしまうから、退治したいんだけど、触ると臭いからつまむ勇気がありません。割りばしとかで掴んだらいいかもしれない。
カメムシはどうも完熟を食べるみたいだから、完熟直前を採るようにしようと思います。生食は完熟でないと酸っぱいですが、ジャムにするなら大丈夫だから。


もうひとつうちの庭。
毎日一つずつ咲かせている真っ赤なモミジアオイ。