安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

カラスウリだと思います

今日は朝から暑かった~。
風もなくて。
でも5時半には出発して、いつもより少し早かったので、ラジオ体操する貨物道路の下まで戻った時にまだ体操の時間まで15分ありました。


その時白い花の萎んだのが目に入りました。
あれ? カラスウリちゃう?
と思いました。
河川敷でカラスウリをみたことはまだありません。
でも、カラスウリっぽい。


何年か前、と言っても10年は経ってるかも。
歳とると、ついこの間と思うことがほぼ倍は時間が経っている、ということが多くて
「あれはいつのことだったか?」を思い出すときは、×2をすること。
これでまあ大体合っていると、ほぼ確信している私のなかの法則です。


ということで10年ほど前、岐阜の友だちのおうちに泊めて頂いた時、夜カラスウリの花を観に行きました。
暗い中に、白いレースを広げたようなそれはそれは美しい花でした。


今日撮った萎んだ花はこれです。
葉っぱはキカラスウリではなくてカラスウリだと思います。



これは長い菅の下に子房が付いているので雌花ですね。カラスウリは雌雄異株ですが、
雄花は見ていません。近くにあるのかなあ?


夜だけ咲いて、糸状の花びら、根元の長い管状の部分・・と大きな特徴がありますが
「野生の花が何か特徴的な形をしていたら、それはその植物の繁殖戦略であると考えてまず間違いありません」(「自然原理主義  自然観察の部屋」という井之頭公園の自然観察をする会のHPに出ていた言葉。このHPは2014年3月31日で更新は終わっていますが、このなかの「カラスウリの花を調べる」というコーナーにカラスウリの繁殖戦略についてくわしく書いてあり、とても面白く勉強になりました。)


夜、観に行かなければ! と今思っている所です。



カラスウリ? の写真を撮って時計を見るとまだラジオ体操まで「10分あるぞ」
ということで合流点まで戻りました。合流点はいつも風があるし。


ラジオ体操が終わった時、「カミキリがおる」と言うので見ると、杭の上にいました!
カメラを近くまで寄せても、全然逃げません。


  



これは全国どこにでもいて、一番よく見かける ゴマダラカミキリ のようです。


今住んでいる所に引っ越す前、味舌神社のすぐ隣に住んでいましたが(40年前)お宮さんにはカミキリムシもタマムシもカブトムシもいました。今はいないでしょうねえ。あの頃は田んぼもまだたくさんあったし、クーラーもなしで暮らしていました。



平和公園の下まで来ると、「孤独の人がいる」と夫が言うから、私はいつも石のベンチに荷物をたくさん並べて、着替えて走ったりしているおじいさんのことかと思ったら、アオサギのことでした。
先日羽を半分広げてた同じ個体だと思うんですよ。
ずいぶん前から、ほぼ毎日のように同じ場所にいます。
どういう意味があるのか考えてしまいます。
孤独が好きなアオサギ。