安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

カラスウリの花

昨夜8時頃、カラスウリの花を見に行ってきました!


自転車で青少年広場まで行って、階段を降り貨物道路の下へ。
真っ暗です。
ライトで照らしながら探すと・・・ありました。
3つ咲いていました。


暗くて怖いので、落ち着いて写真を撮る、ということにならずにあまりよく撮れなくてカラスウリの花に申し訳ない出来具合ですが、こんな感じ、というのだけはわかると思いますのでUPします。


これはプレミアムオートっていうので撮ったもの。



これはライトを照らしながら撮ったもの。



昨日書いた「カラスウリの花を調べてみた」というところのよると、
カラスウリの雄花の長い「がく筒」の部分には蜜がいっぱいで(かなり甘い)、その蜜を吸いに来た虫が花粉を体に付けて雌花に運ぶ。夜咲くということは、それは夜行性の虫ということで、この長い筒の中から蜜を吸うためには、ストローのようななが~い口吻を持っていなければならず、それに該当するのはスズメガの仲間しかいない、ということでした。
それでは「何で糸状の花びらなのか」というのは、「花に止まり場所がなくて、蜜が吸えるのは空中で飛びながら静止できるスズメガだけに限定することで受粉の効率を上げている」ということなんだそうです。


ほんとに面白いですよねえ。この自然界のしくみ。