安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

蝶とテントウムシ 昼前のウオーキングで

寝坊しました。
それで10時過ぎ「ちょっとだけ歩いてこようか」と二人で出かけました。
風は涼しいのですが、お日様はやっぱりまだ暑かったです。



河川敷も土手もそこここにヒガンバナが咲いていますが、数年前に平和公園の横の土手の法面に、多分あちこちの花壇の手入れをして下さっているボランティアの方がなさったのではないかと思っているのですが、まとめてヒガンバナが植えられています。
それが盛りになっています。





これが大正川。
私たちは手前から飛び石を渡って向こう岸に渡り左に下って行きます。
飛び石の所に偶然写っているおじさんは、飛び石にひっかっている水草をのけて下さっていたのでした。夫も昨日少しのけて水が流れるようにしたのでしたが。
ここにひっかかっていたのはオオカナダモでした。3日くらい前の雨で大分流されたようです。その前の雨でヒシもだいぶ打ち上げられていたので、川面の水草はかなり減っています。


安威川に出ると、今日もモンキチョウがあちこち飛んでいました。
そのなかに、また交尾中のをみつけちゃいました。
失礼します、と写真に。


モンキチョウの交尾


コセンダングサにはシジミチョウが。
図鑑で見ると、シジミチョウって羽の表と裏で全然色と模様が違うんですよね。
舞ってるところを見ないと、名前はまるでわかりません。



こんなチョウもいました。何とかヒョウモンでしょうけど、何ヒョウモンだか特定は
私には難しくてできません。



帰り道、私が何とかヒョウモンを撮っていると、先の方から夫が「何でこんな道に
テントウムシの幼虫がいっぱいいるねん」とわめいています。
近寄ってみると確かに! 何匹もいます。(下左)
そこからしばらく歩くと、草の葉に登って成虫になろうとしているテントウムシがいくつもいました。
「テントウムシは成虫で冬越すねんで。一か所に固まって物陰に隠れて」と夫が言います。
それで今変態するねんな。変態しかけのはいなかったなあ。また見れるかな?


 


   


                 成虫になりかけ、やわらかそう

                       

   

                                   別の所で撮りましたが成虫
テントウムシは180種類もあるそうだけど、これは赤くないナナホシテントウでいいのかな?