マルバツユクサの閉鎖花
暑いけど、もうお彼岸。
彼岸花は、暑くてもちゃんと咲いています。
これは、旧環境センターの下の安威川の岸辺から川下を見ています。
彼岸花は温度ではなくて日照時間で咲く時を判断するので、桜前線のように南から北へ咲く時期が移動していくということではなくて、全国ほぼ一斉にお彼岸の頃に咲くと以前読んだことがあって、「なるほど!」ととても納得していたのですが、今年はどうもそうはいってないようなのですね。
半田市の新見南吉記念館近くの矢勝川堤は300万本の彼岸花が咲き『ごんぎつね』にちなんだ「ごんの秋まつり」が9月20日から行われる予定だったのが、9月20日現在芽も出ていなくてまつり中のいろんなイベントが延期になっているようです。
彼岸花開花の適温は20℃位で、30℃を越すような暑さが続いている今年は、さすがに彼岸花もお彼岸だからと言って咲く準備ができていないんでしょうね。
安威川でも咲いているのはまだチラホラで、まとめて植えている平和公園の下とか、大正川は全然咲いていません。
来週は気温が下がるという予報ですから、もうすぐ一斉に咲きだすことでしょう。
先日、マルバツユクサを載せた時に、yabusameさんからこんなコメントを頂きました。
「これは「マルバツユクサ」いいますが大変珍しい植物なんです。と言ってもごく当たり前に雑草に混じって群生してます。珍しいとは日本に3種しか存在しない土の中に花を持つ植物の1つです。1度抜いてみてください。根に白い閉鎖花を持ってます。あと2種は、ミゾソバとヤブマメです。恐らく人類よりはるかに長い歴史の中で確実に自分たちが生き残る最高の地に子孫を残すように進化したと思われます。閉鎖花を見つけてまた掲載してください。」
それで移植ゴテをカバンに入れて持って行って、掘りあげてみました。
ありましたよ~、閉鎖花。
拡大してみると
中がどうなっているか、割ってみればよかった。
次は一株持って帰って、カッターナイフで割ってみようかな。



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