安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

かわいいピンクのミゾソバ

今朝も快晴。
ウエザーニュースの摂津の温度は11℃。少し川霧が出ていました。ここの川霧は水みらいセンターから放出される水と川の水の温度差で出る霧だと思われます。原因はどうであれ、ちょっと幻想的で、冬が近づいていることを思わせます。




30羽ほどのヒドリガモの集団が、合流点の大正川で「ヒーヨ、ヒーヨ」と何重唱や?と思うほどたくさんの声が重なって聞こえます。
(「ピュー」と聞こえる人もいるようですが、私には「ヒーヨ」としか聞こえません。)
川べりに近づいてみました。間に「ガアガア」というメスの声も聞こえます。お互いが声を出して、婚活中??? 
オスはまだ頭頂のモヒカンがありません。


でも昨日大正川で見たヒドリガモの1羽はモヒカンがありました。2羽だけでいたから、これは渡らなかったツガイなのかもしれない、と思いましたがわかりません。




私の好きな花のひとつ、ミゾソバが咲き始めています。まだ蕾が多いです。
川の中の淵に堆積した砂の所に咲いています。1m位あるので降りるのはちょっとどうかなと思って、座り込んで一番近いのを写しました。
花の直径は5㎜。小さい花ですが、色が何とも言えないかわいい花だなあと思って、毎年咲くのが楽しみです。





セイタカアワダチソウも咲いています。私が歩く範囲は、数は多くありません。
安威川では見なくて、大正川に少しあります。
一時はほとんど見かけなくなっていましたが、最近はボチボチ復活してきて、最初は小さかったですが、今年辺りは名前のように背もちょっとは高くなってきています。


ガランド公園の下の岸辺。ここだけ並んで咲いています。



飛び石の横にも2~3本だけ生えています。



「真ん中に筒状花が5つくらいあって周りに舌状花がある」のが何となくわかります。



花粉症の原因というのは濡れ衣だったようです(虫媒花だから)が、アレロパシーという、根から周囲の植物の成長を抑制する化学物質を出すので、ススキとかも駆逐して一時すごく広がりましたが、それは自分も弱らせるので段々衰えていったのだとか。


ネットで見ると、入浴剤にもなるとか、新芽はお浸しにるるとおいしいとか、いろんな薬になるとか、人間に有用な植物なんですよ、というのがいろいろ出てきます。
うちはヨモギとかミカンの皮とか入浴剤に使うからちょっと関心はあります。