安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

小さいけどムクゲ

河川敷の散髪、昨日までは安威川の摂津市側と大正川はまだでしたが、今日は全部サッパリ刈ってありました。道に倒れこんで、すれ違うこともままならないほどになっていましたから、出会った顔なじみの方々との今日の挨拶は「さっぱりしましたねえ」です。


少し前から合流点の土手のコンクリの壁のあちこちに咲いている花。草みたいに体も小さいし、花も直径5センチくらいしかないですが、多分ムクゲ(木槿)だと思います。


去年は見かけなかったので、どこかからタネが飛んできてコンクリの隙間から芽生えたばかりなのだと思います。


大きくした写真を見ると、雄しべの付き方に特徴があります。




ヘクソカズラは以前も載せましたが、これも花の中を覗いてみたくて、今日できるだけ近づいて撮りました。


いつもお世話になる『松江の花図鑑』で見たら、筒の下の子房から花柱が2本伸びてきて(うん、2本ある)内側にもやもや生えてるのは腺毛ということです。雄しべとは書いてありませんでした。花冠の外側も葉っぱの淵も毛がいっぱいです。


前に子どもの頃、舐めて鼻の頭にくっつけて遊んだと書きましたが、こんなに毛がいっぱいだからくっつくのかもしれません。



私のカメラは接写の距離が5センチで、あまり近づけません。ネットで検索したらコンパクトデジカメでも、1cmとかのもあるようなので、欲しいなあと思います。