安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

変化するヤブガラシの小さな花

昨日の事。
ガランド橋まで来ると「あれっ?」クマゼミの騒がしい声がしません。
そして、ツクツクボウシの最後の「オイオースオイオース」というのが聞こえました。
夏、もうすぐ終わるのかしら?
何だか嬉しくなりましたが、そうはいきませんね。


「水みらいセンター」まで行くと、ここでもツツツクボウシの声が聞こえてきました。
♪オーシンツクツク♪から♪ツクツクボウシオイオース♪と鳴いて終わり。1匹だけです。
ツクツクボウシってクマゼミみたいに集団で鳴かないんですかね。



今朝も6時頃にはまだクマゼミは鳴いていませんでした。7時半頃帰る時は鳴きだしていました。今までは6時には鳴いていたのに・・・どういう加減なんでしょうね。



水門の所でカニを見ました。穴の中にいて全体は見えません。こういうのを見つけるのは夫です( •̀ ω •́ )✧
外にでている所を見たいです。何ガニでしょうね。




今年もヤブガラシが咲いています。長い間咲きます。小さい目立たない花ですが、すごく変化するんですよね。


  


真ん中の、橙色でオシベが4本しっかり立っているのは。まだ若い花。緑色の4枚が花びら。4本立っているのが雄しべ。橙色の所は花盤といって、咲き始めは蜜がいっぱいです。奧の橙色のは花弁が垂れ下がっていますが、花弁と雄しべは半日くらいで落ちるそうです。花弁とオシベが落ちると花盤の色がピンク色に変わっていき、真ん中の花柱が伸びて膨らんで来ます。花の最後の姿です。これがろうそくのようなので、「ろうそく花」という名前があるということです。
ヤブガラシは、はびこって他の植物を枯らしてしまうということから来る名前ですが、この草が生えると貧乏になるとかで「ビンボウバナ」とも呼ばれるとか・・・
これもかわいそうな名前ですよね。




ヒルガオがうまいこと葉っぱをまとめて巻き付いていました。
面白いなと思って撮りました。