安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

虫・虫・虫・ジャコウアゲハもいた

今朝もいろいろ虫に出会いました。


センニンソウにまだキイロハバチはいるかな?と歩きながら横を見ると、クモがいました。


ひとつは一昨日も見た手と触覚をピーンと伸ばしている細長いクモ。
この時はお腹をみせていたんですけど、



今朝は背中を見せていて、ちょっと動いたりしていました。
空と写したらきれいに見えるかと思って、下から見上げるように撮りました。
空を飛んでるみたいです。



その横にいたのはこれ。
クモの巣ばっかり写って、肝心のクモはよくわかりませんね。



これも空と撮ったら模様がはっきりしました。



コガネグモ(黄金蜘蛛)です。子どもの頃、夫は「キンコブ」と言っていたそうです。昔からよく見るクモですよね。
これはメスなんですって。知りませんでした。体長は20~30mmということですが(これは20mmくらいだったかな?)オスはメスの1/5で茶色一色だそうです。多分地味だからでしょうが、みたことあるかどうかわかりません。見てるかもしれませんが。


頭の所、顔みたいに見えて、烏帽子被って三河万歳とかやる人みたいです。



センニンソウにキイロハバチは成虫も幼虫もいなくて、これがいました。
何でしょうか。




これで終わりかと思ったら、帰りがけにジャコウアゲハがいたのです。
合流点から少し上流、これまで見たことある最初の水門の所の、アレチハナガサの周辺をたくさん飛んでいました。
私が立ち止まったら、数が少なくなってしまいました。
でも何とか少し撮れました。






ジャコウアゲハの幼虫を平和公園の入り口付近の土手の道路で見たのは10年も前でしょうか? その後成虫を環境センターの裏と今日見たあたりで見ましたが、この数年見ていませんでした。幼虫が食べる葉がなくなったんだろうなと思っていました。
でも去年、環境センターの横のお墓で2匹だけ見ました。
ジャコウアゲハの食卓はウマノスズクサというもので、『ジャコウアゲハ及びウマノスズクサを保全するための除草方法の検討』というのが信濃川河川事務所から出ているのを見つけました。
どこか近所にあるんでしょうね。ウマノスズクサ。