安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

小さな庭でみつけたよ・ホソヒラタアブとクロツヤテントウ

ビックリだったこと。


土曜日のアクセス数が482って! 何で?
今まで多くても100で、ナイスして下さるのは多くて10人でいつもは5人位だったりです。知り合いや親せきにちょっとみてもらえたらと思って始めたので、100人もアクセスあったら「え?」という感じでびっくりしていたのに、482ってどこのどなたが? 何で?
と思ってしまった次第です。きっと何か間違ったんでしょうね。




今日は虫のことを書きます。うちの小さい庭に来ていた虫のこと。


ひとつめは・・・ホソヒラタアブです。


4/28 カラーに虫が。
カラーの咲くのは6月頃と思うのに、今年はもう4月初めから咲き出していています。
これも温暖化のせい?



はじめハチかと思って、いろいろ調べましたが、この黒い筋が太いのと細いのとが交互についているハチはいませんでした。いろいろ調べているうちにアブというのが浮上してきました。
胴体が細いのと模様、艶がある、足が黄色っぽいのとかでホソヒラタアブに行きつきました。多分ですが、そうではないかと。
ホソヒラタアブはホバリングが得意で、交尾もホバリングしながらするのだそうです。
この黒と黄色の縞は、スズメバチにもあるし、いろんなハチにあるんですよね。でもハチは毛があるし、このホソヒラタアブの縞が一番くっきりしていてきれいだと思いました。



ちょっと横にそれますが、
この写真をみていて、真ん中の黄色い所に付いている白いものは何だろう?と気になりました。


カラーの白い花弁みたいなのは苞で、仏炎苞というそうです。ミズバショウとかのサトイモ科のものに見られます。真ん中の黄色い多肉質な太い花軸に柄のない多数の小花を直接つける花の付き方を、肉穂花序(にくすいかじょ)と言って、複数のオシベとメシベからなっていて、この花序ひとつでひとつの花になっているということです。
白いのは花粉でしょうね。
こんな写真がありました。





ふたつめはユリの葉っぱにいた小さな黒い虫。




多分クロツヤテントウ。体長1.5㎜~2㎜で小さすぎてマクロで撮っても「頭部は赤褐色」というのもちゃんと確認できませんが、これも多分そうだと思います。
コナジラミ類を食べる益虫だそうです。



みっつめはツマグロヒョウモン。


ビオラの鉢で2回幼虫を見つけて、2回目は班とか羽化を見たいと思っていましたが、やっぱり知らないうちに羽化して、昨日蛹が空になっているのを確認しました。その時成虫が翔んでいるのを見つけました。メスでした。失敗せずにちゃんと羽化できたのだと思います。
よかった。


小さな小さな庭でもいろんなことが起こり、ほんとに楽しいです。