安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

初めて知った「史前帰化植物」

ハルジオン(春紫苑)(ハルジョオンとも言いますけど私はずっとハルシオンと思っていて何で睡眠薬が同じ名前なんだろうと思っていました)が少し前からポツポツ咲き出しています。まとまって咲く所があるのですが、そこはまだ咲いていません。
ハルジオンはピンクの方が多いと思いますが、白いのもあります。ハルジオンの舌状花の数は150から多いのは400と『花と葉で見わける野草』に書いてありました。数えてみなくちゃ、です。


ハルジオンで検索していたらYOASOBIの『ハルジオン』というのが出てきました。
JPOPは基本聞かないのでグループ名しか知らないのですが、ハルジオンの花言葉が「追想の愛」ということから付けられているタイトルみたいです。


ちょっと横道にそれましたが、たまたまピンクと白が並んで咲いていたので撮りました。
このピンクがホントに優しいピンクで、いいなあと思います。




ハルジオンは蕾の時はうな垂れています。咲くとまっすぐになります。



ハルノノゲシ。ケシの葉に似ているからノゲシという名前がついたそうですが、ケシ科ではなくてキク科です。
 日本の野草として扱われていますが、元来はヨーロッパから中国を経由して渡来した史前帰化植物(初めて知った言葉です)だそうです。
大昔、稲が伝わった時とか麦が伝わった時とかに一緒に入って来た植物のことで、一覧表が出てましたが、イヌタデとかチガヤとかエノコログサとかいっぱい。ヒガンバナとかもです。
へえー、と言うしかありません。




毎日、チョウゲンボウの様子を観察しています。
今朝は行きがけ独特の鳴き声がして、見ると何か口からぶら下げて橋桁に止まっていました。見ているとすぐ上の方の巣に行きました。くわえている所写真撮りたかったけどダメでした。


帰りは巣の近くの橋桁に止まっていました。


毛づくろいしてます。



こっち向きました。



止まっている所のすぐ上の方に巣があります。
夫は尾羽の様子からメスではないかと言っています。
巣には誰もいませんでした。