安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

初めて聞いたヌートリアの鳴き声

ウエザーニュースの摂津市の気温は-1℃。
空は気持ちよく晴れて、日の光が滑らかに広がっている感じが美しい。
日の出直前の安威川。
川霧が少し出ていました。
草の上は霜が降りて真っ白でした。



帰り道、あんまりゴミがあるので、火曜日だけど拾いました。
「あなた捨てる人、私拾う人」なんてつぶやきながら。


この間Eテレの『沼にはまってきいてみた』、いつもは視ていないのですが、たまたま視たら中学だったか高校だったか掃除部っていうのがあって、ごみ拾いの全国大会がある話とか「ゴミ拾い侍」っていうのが出てきたりして視入ってしまいました。
「ゴミ拾い侍」が火ばさみでゴミを拾って背中の篭にカッコよく入れて「成敗!」って言うのが気に入りました。


私は火ばさみでなくて、菜箸をカバンに入れていつも持っていて拾いますが「成敗!」って言いたくなります。


火曜日なので、シルバーのおじさんは来ないので、環境センターに持って行きました。


環境センターから出て堤防を歩いて行くと、河川敷の方から何か猫のような、赤ちゃんのような、でもそうではないような声が聞こえます。


何かな? と思って河川敷に降りて「どこから聞こえてる?」と探しながら行くと、向こう岸から聞こえていることがわかりました。
私は双眼鏡は持って行かないので、カメラの望遠で見ると・・・・・ヌートリアでした。
川岸の上の方に大きいのがいて、斜め下にそれより小さいのがいて、小さい方が大きい方に向かって鳴いているようです。時々手を伸ばしたりしているようでした。




争っているのかと思いましたが、そのうち小さい方が後ろを向いて横に移動しました。



私が考えたのは、これは親離れの儀式だったのではないかということです。
ヌートリアの声は初めて聞きましたが、子どもが「お母さ~ん、お母さ~ん、ボクまだお母さんと居たいよお」と鳴いていて、お母さんが「あなたはもう一人立ちする時です。行きなさい。」と言ってるのではないか?ということです。
この間見た子どもはもう単独行動してましたから。
全然違うかもしれませんが、鳴き声はとにかく初めて聞きました。



今日最後に撮った写真はこれ。
ガランド橋の手すりの上の霜。
キラキラしてました。