安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

白い花と赤い花

昨日は行きがけ河川敷を行ったらまだ濡れていて滑ったので、帰りは土手を帰りました。モノレール摂津駅近くで鶴野側の土手は一旦道路側に降りますが、その道路側の土手の一角には真っ白のヌスビトハギがたくさん咲いていました。もうヒッツキムシになる実もできています。


                        


今日は壊れた橋まで行きました。毎年咲く場所に今年もセンニンソウ(仙人草)が咲いていました。ここで数本枝を採って来て挿したのがついて、うちでもセンニンソウを育てているのですが、それはもうとっくに咲き終わったのですが、ここはまだ蕾もあってしばらく咲きそうです。でも今年はいつもより花数がうんと少ないです。




                           



センニンソウは茎や葉から出る汁や濡れた花粉に触ると炎症を起こす有毒植物ということですが、私はかぶれたことはありません。
センニンソウの別名は、ウマノハオトシ(馬の歯落とし)、ウマノハコボレ(馬歯欠)、ウシクワズ(牛食わず)、ハコボレ(歯欠)、ハグサ(歯草)などがあって有毒植物だからついた名前ということです。
でも類似植物の中国のサキシマボタンヅルは慢性関節リュウマチなどに利用されるのだそうです。


種に毛が付いていてそれが仙人の髭のようだいうのでセンニンソウというようですが、私は家でもここでも、なるほどとおもうようなタネを見たことがありません。近所の植物に詳しい友人が「面白いタネがつくよね」と言うんですけど。


センニンソウは中国や日本に自生する原種のクレマチスです。クレマチスって300種類位あるそうですね。




これは今年になって今日初めて見たマメアサガオです。去年は安威川にも大正川にもいっぱい咲いたホシアサガオもマメアサガオも、なぜか今年はうんと少ないです。大正川は今の所全然見ません。



  



ヒガンバナが安威川にも咲いていました。こちらは植えたのではなくて自然に生えてる。
カナムグラびっしりの中から赤いヒガンバナが顔を出して存在を主張していました。



これは向かい側の草の中にあったのを撮りました。


        



赤い花白い花というと思い出す歌。


♪ 赤い花つんで  あの人にあげよう
   あの人の髪に  この花さして あげよう
   赤い花 赤い花  あの人の髪に
   咲いてゆれるだろう  お日様のように


  白い花つんで  あの人にあげよう
  あの人の胸に  この花さしてあげよう
  白い花白い花  あの人の胸に
  咲いてゆれるだろう  お月さんのように ♪ 



<白い花のおまけ>


これは家から川までの途中にあるラーメン屋さんのところにあるフェンスに咲いていました。みたことない清楚な感じで、すごくきれい。
アサガオかなあと思ったのですが、普通のアサガオの葉っぱとは形違うし、ユウガオ? マルバアサガオというのもあるし・・・
アサガオ? ユウガオ?