安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

もうヒガンバナ

思わず「ワ、もう咲いてる」と言ってしまいました。


ヒガンバナ(彼岸花)です。
大正川左岸、平和公園の所の土手の法面にいつも咲くヒガンバナ(花ボランティアの方たちが植えたものだと思われます)がもう咲いていたのです。




ヒガンバナハマッスグトレテイルノニタワマンハナゼマガッテイルノダロウ?


ヒガンバナは桜のように南から北へと順に咲いて行くということはなく、日本全国でほぼ一斉に咲くようです。それはヒガンバナが温度で咲くのではなくて、日照時間の長さによって短く性質で。彼岸花という名前のように、昼と夜の長さが同じくらいになるお彼岸の頃になると、「あ、咲く時が来た」って咲くから全国一斉に咲くということになります。


今日は13日、えっ、こんなに早く咲いたっけ? えらい早いんと違う? と思ったのですが、朝日新聞の夕刊の『素粒子』も「けさ、少し気の早い彼岸花が咲いていた曼殊沙華あつけらかんと道の端〉夏目漱石」と書いていました。


何で早いのかなあ? この夏はずっと雨が多くて、日照時間が短かくなったとヒガンバナが思ってしまったのかも・・・


大正川右岸にはニラが群生しています。こんなにニラがまとまって咲くのは今までにはなかったような気がします。昨日、堤防歩きして気が付きました。十三高槻線の橋のあたりまでずっとこんな風に咲いています。