安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

河川敷の1週間

キャー、1週間経ってる~ (前回の更新からのことです)


なんやかやと目の前のことやっていると、ドンドン時間が経って、いつも「あー、もう今日も終わる・・・」としみじみ思います。これって何なのかなあ? 若い時にはなかった気持ちのように感じます。


さてさて、この1週間の河川敷です。


6日。


朝いつも出会うおじさんが、向こうの方から手をこちらに向けて何か見せようとしてはります。近づくと小さい亀を手のひらに載せていたのでした。
「今日で3匹目ですねん。孵化したばっかりや思うねんけど。そこおったから川に返したろと思って」
と言うので、「写真撮っていい?」と聞くと「じゃあ」と渡してくれました。
下におろして撮りました。
うーん、大きさわからないなあ、と思ってカバンから300ccのペットボトルを横に置いてみました。(後で手のひらに乗せて撮ればよかったと思いましたが)
背丈が4cmあるかどうかという小さい亀です。


夜店で売ってたミドリガメ? 大きくなるとミシシッピアカミミガメになるあれ?
大きくなると持て余して川に捨てた結果、今や見かける亀はほとんどがこれ、ということになっているあれではないかと思うのですが・・・
「日本の外来種対策」という所にでていましたが、1990年代毎年100万匹輸入していたそうです。今は5万匹以下。でも今でも輸入してるんや。日本の川や池にいっぱいいるのに、何でかなあ?


    


6日は広島の原爆の日なので、鶴を折って庭先に吊るしました。



7日


この頃ちょっとみていない平和公園の下のアオサギ。座ってました。
座っているところ、初めて見たように思います。
この後すぐ立ち上がりましたので、これ1枚しか撮れませんでした。



飛び石の近くにいた渡らなかったマガモ。


雄のエクリプスではないかと思うのですが・・・
嘴が黄色っぽいから雄、ちょっとだけ頭に緑があります。



向こうが雄でこっちが雌・・・だと思うのです。冬の色とは全然違って雌とほとんど変わりません。



スズメガの
イモムシが、やっぱり平和公園の下の河川敷の道にいました。
色が薄いけど、背中の筋と横の〇が特徴なので、多分セスジスズメだと思われます。




9日


昨日は雨で、飛び石が水にスレスレ浸かっていましたから、堤防を行きました。
するとナンジャモンジャの木、ヒトツバタゴに実がついていました。1cm位かな。



10日


家の庭で、アシナガバチがフウセントウワタの花の蜜を吸っていました。




11日 今日


台風が行って、秋の気配?
曇っていたから涼しかったです。



大正川にいた小さなトンボ。3cm位。
「こいつら目がいいからなあ。つかまるかな?」と言いながら見事捕まえました。
イトトンボ。何イトトンボかは不明です。



大きな目だねえ。捕まえてる間、バタバタ、バタバタ暴れていました。
写真を撮り終えて離してやると、勢いよく飛んでいきました。


河川敷は一見平凡ですが、いろいろなことが起こります。