安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

キキョウソウ&ツバメの赤ちゃん

夕べから雨でしたが、5時に起きた時はやんでいたので傘をカバンに入れて行くことにしました。大正川右岸をの堤防を歩き、合流点で折り返し、安威川に行くのはやめました。


モノレールの摂津駅の手前で土手を降りていくと、草むらの中に鮮やかな紫が目に入りました。
「わ、キキョウソウ(桔梗草)がある!」


キキョウソウは以前河川敷の1ヵ所にあって、去年も今年もそのあたりを気にいしていたのですがみつかりませんでした。
でも今年はここを入れて4ヵ所で見つけました。


今日見たのはこれです。10本位あったのですが、全部花が完全には開いていませんでした。





下のは5月6日に帰り道の道ばたの街路樹の下に咲いていた分です。


両方キキョウソウかと思っていましたが、調べていたらキキョウソウの仲間にはキキョウソウ(別名ダンダンキキョウ)とヒメキキョウソウと(この二つは帰化植物)在来種のヒナギキョウとあるのだそうです。


それでよく見ると、葉っぱが違う。上のは細くて、下のは幅が広い。上は花が一番上だけ咲いていて、下は段々に咲いています。



それで私の結論は今日見たのはヒメキキョウソウで、6日にみたのはキキョウソウではないか、ということです。
花の大きさはどっちも1cm位。
キキョウによく似た花です。
それから、これも知らなかったことですが、キキョウソウの仲間は閉鎖花というのがあって、花を開かずに自家受粉するのだそうです。虫が媒介しなくても1つの個体の中で確実に効率的に次世代のタネを作ることができる、というわけです。
日本では牧野富太郎博士が11科14属19種がリストアップされているそうで、スミレやホトケノザが有名とのことです。


「へええ。知らん事いっぱいあるなあ。面白いなあ。」と思います。




平和公園に着いたのが6時半の5分前だったので、ラジオ体操は平和公園でしました。ここは毎日集まってみんなでラジオ体操しておられますから寄せてもらいました。今日は20人位参加しておられました。
体操し始めたころからポツポツと雨が降って来ました。


体操が終わると傘をさして、毎年ツバメが来る堤防沿いのおうちまで行きました。


去年ここで写真を撮っていたら、自転車に乗った兄ちゃんが「何しとんねん、このババア」と怒鳴られたので(孫たちにばあばと呼ばれていますが、ババアと言われたのはこの時が1度だけです。まあババアではありますが。)、道の端っこにしっかり寄って撮りました。


ボケボケですが、親が餌を運んできた所が撮れました。


        

大きな口やなあ。              閉じるとガマ口みたい。
何羽いるのかな? 見えてるのは3羽だけど・・・