安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

もしかしてアメリカヒドリの交雑

今日もいい天気。


水みらいセンターの放水口にはオオバンとヒドリガモがまだ結構います。
たくさんいたオカヨシガモはもういません。


タカおじさんと私たちの会話。
「鳥が減ったなあ。もう帰ったんやな」
「そやね。シベリヤまで行くんちゃう?」
「大変や」
「しんどいで~」


こういう話すると、昔、「WATARIDORI」っていう映画で、羽の音がずっとしていて「しんどくないのかしら」と感じたのを思い出します。


10日くらい前からツバメを見ます。前にヒナのいる写真を載せたことがある堤防沿いのおうちのツバメの巣にはもう親が来たそうです。巣のあるおうちの隣に住む知り合いから聞きました。


<スズメノエンドウ>


気が付くと安威川の河川敷の道の両側、100m位の間、カラスノエンドウがギッシリなんですよ。



カラスノエンドウは夜はネンネします。そういう花、けっこうあります。
朝はたまたま早く目が覚めてしまったのが咲いているだけで、花は閉じています。
昼間行って写真撮りたいと思います。


今朝、そのなかにスズメノエンドウがあるのを見つけました。こっちも花は閉じています。
カラスノエンドウよりずっと葉も花も小さいです。


両方ソラマメ属だって。
カラスノエンドウの実は食べられるって書いてるから去年食べてみました。筋筋してました。もっと柔らかい時に採らなあかんねんな、と思った次第です。





今日のスポットライト
<アメリカヒドリの交雑?>


大正川にこんなんがいました。



隣にいた普通のヒドリガモはこんなんです。



頭に緑が入っています。
アメリカヒドリガモは頭が白っぽいし、緑がもっと太く入っています。


ネットで見ると、カモって生物の中では珍しく結構他種と交雑するんだそうで、アメリカヒドリとヒドリガモの交雑の写真も出ていました。


きっとそれだ。でも緑が少ないから、quarterかな? なんて話しています。
どうなんでしょうね。


<八重桜満開>
環境センターの横の土手の八重桜、今日は満開でした。
隣の八重桜はまだ蕾でしたから、これは超早咲きの品種なんでしょう。