安威川の四季プラス

日本中どこにでもある街中を流れる川、
一見何の変化もないような川にも河川敷にも土手にも、春夏秋冬様々な植物や虫や鳥などが生きています。身近な場所の四季の移り変わりを綴ります。

ムラサキケマン咲き出しました

今朝はムラサキケマンが咲いていました。
帰り道、大正川を歩いていてふと川の中を見ると、土砂が堆積している所に何か咲いています。望遠で覗くと「ムラサキケマン(紫華鬘)」でした。
この辺りは毎年たくさん咲くのです。図鑑で見ると「野山の林縁などに生える」と書いてあるのですが、河原にも咲きます。


全身毒だそうで誤植した人がケイレン死した例もあると図鑑には書いてあります。
唯一このムラサキケマンを食べる虫、ウスバシロチョウは毒蝶になって外敵から身を守るのだそうです。






この間、カメラが電池切れで撮れなかった安威川のセイヨウカラシナの花。他はまだ咲いていないのに、ここだけしっかり咲いているのです。



これは「ノボロギク(野襤褸菊)」。この間ハナノボロギクの写真を載せましたが、あっちはちゃんとした花びらがありますが(だからハナノボロギク)、こっちはこれだけ。地味な花です。まだ小さいですが、30センチ位まで大きくなります。後ろにホトケノザが写っています。



大正川の土手のあちこちで、ボランティアの皆さんが植えて下さった水仙が満開です。



合流点のウグイスはきょうも練習中。


放水口の手前の方でないているウグイスは、タニワタリができていました。♪ケキョケキョケキョ♪でなくて ♪キョキョキョ・・・・♪でしたけど。


春近しの印がいくつも見つかった朝でした。